【編入対策】東北大学の編入試験に合格するための化学の勉強法

勉強法

こんにちは、『ます。』です。

東北大学の編入を考えているみなさん、

「化学の勉強って何から手をつけたらいいんだろう」

そう思いませんか?

非化学系の高専生からしたら、おそらく2年生で授業は修了していて、まったく覚えていない方も多いんじゃないでしょうか。

しかし、東北大学の化学は編入学の中ではかなり簡単なほうです。

ぼくがはじめて過去問にとりかかったときは、

数学、物理はまったくできなかったのですが、化学だけは解くことができました。

それぐらいには簡単だということです。

この記事では、東北大の化学の傾向からオススメの参考書まで、化学対策に役立つ情報を紹介します。

非化学系の方でも実践できるような内容ですので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

 

試験内容

問題構成と試験時間

東北大の物理は1日目のお昼休みの後に行われます。大問は3つあり試験時間は90分です。

解答用紙は大問1つにつき両面1枚です。

穴埋め問題もたくさんありますが、解答用紙はまさかの白紙です。

難易度

高校化学がメインで問題も基礎的なものが多く簡単といえる。しかし、今年の試験で傾向が変わったので少し対策を変えていく必要があるかも。

傾向と対策

過去の出題分野

年度大問1大問2大問3
物理化学無機化学有機化学
R2相転移アニリン
H31エンタルピーハロゲンアルカン
H30ギブスエネルギーナトリウムC4H8,C3H6O3
H29マイヤーの関係式酸素C4H10O,PET
H28溶解度金・銀・銅脂肪族炭化水素
H27電気分解アルミニウム構造異性体
H26状態方程式アンモニア脂肪族炭化水素
H25化学平衡結晶構造脂肪族炭化水素
H24自由エネルギー二酸化硫黄化合物の分類
H23溶解度炭素アルケン

大問1は物理化学、大問2は無機化学・理論化学、大問3は有機化学となっています。

見た感じ、だんだん大問1が理論化学から大学レベルである物理化学に変わっていって、有機、無機は高校レベルといった感じです。

ここからは、各分野の対策を紹介していきます。

物理化学

物理化学って何?って思うかもしれませんが、大学の理論化学みたいな感じと思っていただければいいかなと。

問題構成としては、

用語の穴埋め→計算、記述問題

といった形で出題されますので、深い知識はそこまでいりません。

上記の表にある通り、熱化学がよくでます。

エンタルピー、ファンデルワールスの状態方程式、ギブスエネルギーなどの用語の意味や公式の証明を理解すれば戦えると思います。さらに、軽く計算もできるとなお良いといった感じですね。

とはいえ、同じ問題はでないので、幅広くやっていく必要があると強く強く感じました。

大問1は大学化学なので、高校化学しか勉強してない人と差をつけるチャンスですので、余裕があれば勉強していくといいですね。

勉強法ですが、『理系なら知っておきたい 化学の基本ノート』がオススメです。

さらっと読めてわかりやすいので、やった方がいいです。

余談ですが、ぼくは時間がなくて、できなかったのですがこれと他にもう一冊、さらに得点源を増やしたかったら物理化学の参考書をやるといいです。

というのも、さっき紹介したのは、わかりやすいですが内容が薄いからです。

参考書は過去問の内容が理解できれば何でもいいと思います。詳しくないのでオススメできなくてすいません。

また、図書館で調べてみます…

理論化学

おおまかに説明するとモルとかのあれです。高専で習う化学はほとんど理論化学です。

これは、すべての化学の基礎となっています。

まずは、この分野をマスターしましょう。

ぶっちゃけ、読解力あれば、上記の物理化学も解けちゃうこともあるからです。

大問2でも計算問題があるので、どちらにせよ必要ですね。

内容を学ぶなら、鎌田の理論化学、演習は基礎問題精講がオススメです。

無機化学

無機化学は各元素の性質を問う問題が出ます。

逆に、水溶液の色だとかはあんまりでないです。

これも穴埋めから、そのまま理論化学の計算が多い気がします。

暗記量が多いので、理論、有機の次にやるのがいいと思います。

無機は高校レベルなので、福間の無機化学で普通に戦えます。

余談ですが、先ほど言った通り、気体の色とかはあんまりでないので基礎問題精講の無機は東北大学対策には向いてないなという印象をうけました。

有機化学

六角形に3つの二重線のあれです。あれ。(伝われ)

パズルゲーなので勉強するのは、めっちゃ楽しいと思います。

今まで構造異性体を見つける問題ばかりで、旧帝大とは思えない難易度であまり対策してない人も多かったと思います。

今までのレベルであれば、ベンゼン以降はかじる程度でいいと思います。

ですが、今年は、芳香族化合物の分類とアニリンの性質の問題が出ましたので、有機化学は全範囲やることをオススメします。

高分子も1度出ているので、手をつける必要があると思います。

鎌田の有機化学をやりこめば、ほぼほぼ解けるようになります。

今年は大学レベルも少しありましたが、高校発展レベルだったので、鎌田の有機化学のコラムにのってる内容で一応、解くことはできました。

【重要】大学化学について

今年、傾向が変わり大学化学の割合が増えたので、自分なりに考察していきます。

今年でた、大学化学の内容ですが、

[物理化学]
・クラウジウス・クラペイロンの式
[有機化学]
・アニリンの5つの共鳴構造
・アニリンの酸性の強さの説明
・アニリンのCやNの混成軌道

といった感じです。

有機化学ではゴリゴリの反応は出ていないので一安心かなと思います。

高校化学の発展レベルというのがあると思うので、そのあたりを対策すればいいと思います。

H24の有機化学がそれっぽい内容だった気がしますので大学範囲はH24を理解すればいいかなと思います。

しかし、物理化学は先ほど説明した通り全範囲かじっといたほうがいいと思います。

なんだかんだで、一番言いたいことは、高校化学プラスアルファの気持ちで取り組むことが重要です。

というのも、メインは高校化学なので、まずは高校レベルをマスターするところからです。

まとめ

まとめると、

・まずは、高校レベルを固める
・物理化学は広く浅くやろう
・大学レベルはプラスアルファの気持ちで取り組む

これらを意識して取り組んでいただけたらいいと思います。

オススメの参考書

DOシリーズ 鎌田の理論化学

解説はわかりやすいと思いますので、理解するにはこれ!って感じの1冊。

演習問題が難しいので基礎問題精講と並行で使うと効果大です。

DOシリーズ 福間の無機化学

これは、各物質の性質が、後半にまとめてあるのでオススメですね。

これをひたすら暗記すれば、大問2が解けるようになります。

あと、化学反応式は作れるようにはしましたが、優先度は低いと言えます。

DOシリーズ 鎌田の有機化学

これはぼくのバイブル的な存在でした。直前期は一緒に寝て睡眠学習したことは忘れません!

DOシリーズは別冊でまとめシートがついてるので最強でした。

基礎問題精講

これは!買って!良かった!

なんといっても解説がめちゃめちゃわかりやすい!

これを完ぺきにすれば、普通に戦えます。

DOシリーズと平行して使うといい感じですね。DOシリーズ演習むずいので。

しかし、無機は東北対策には向いてないなって印象でした。

化学の新研究

これにのってないことはないくらい網羅してる参考書。

なんと大学化学も、のってます。

辞書として使うのがオススメです。

理系なら知っておきたい

1日あれば読み終えられて、しかもわかりやすいので、物理化学のはじめの1冊にオススメ。

これ読むことで大学レベルの問題でちょっと差をつけられると思います。

橋爪のこれだけで合格!シリーズ

25問と舐めてかかると挫折します。時間がない人にはいいと思いますが、問題がむずいです。

無機は東北対策になると思いますが、非化学系の高専生にはあんまり向いてないかも、これやるなら基礎問題精講って感じ。

余談

色々紹介しましたが、高校生向けの参考書はどれもわかりやすいのでお近くの書店で手にとってみて選ぶのがいいと思います。

活字ばかりは苦手な方へ

参考書だけだと理解できないこともあると思います。そんな人のためにオススメのサイトやYouTubeチャンネルを紹介します。

化学のグルメ

高校化学をわかりやすく紹介してるサイト。

一問一答集もあるので、スキマ時間にやるのが効率的。

試験前日は鉄の一問一答を移動時間にやって、まんまでたのでやって良かったです。

ヨビノリ

みなさんおなじみのヨビノリさんです。

高校化学でつまずいたらヨビノリさんの授業で理解する。

この勉強法はオススメです。

色々紹介しましたが、高校生向けの参考書はどれもわかりやすいのでお近くの書店で手にとってみて選ぶのがいいと思います。

オススメの勉強法

化学の勉強方法ですが、

順番としては、

理論→有機→無機→物理化学

の順に勉強していくといいと思います。

というのも、理論化学がすべての化学の土台となっているからです。

有機から無機にかけては無機の方が暗記メインなので、ギリギリでも間に合うといった理由です。

最後に物理化学ですが、これは大学レベルなので後回ししようということです。

それと、基礎問題精講などの演習書と平行して、参考書を理解していくといいです。

これは、解く中で知識を覚えることができ、さらに、使える知識へと変わっていくので効率的だったなと感じました。

なんやかんや化学は暗記です(笑)

気合いで乗り越えましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

大学化学についても書いたので参考になれば幸いです。

東北化学は1ヶ月あれば、なんとか間に合わすことはできます。

最後まであきらめず取り組んでいきましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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