東北大学の編入試験に合格したスケジュールの立て方【詳しく解説】

体験記

こんにちは。ます。(@math-kosen)です。

編入学を目指している高専生のみなさん。

勉強、いつからはじめたらいいかわかりませんよね。

僕も勉強してるころは、みんなより遅れをとっているんじゃないかなと、かなり悩んでいました。

そんな悩みに対して、東北大学の編入学試験に合格したぼくが、実際にやってきた勉強スケジュールをシェアしたいと思います。

実際、合格したのでとても参考になる内容となってはいますが、

正直なところもっと楽に受かることができたなと感じます。

そこで、「もっとこうすれば良かったな」という理想的な勉強スケジュールと5年生から毎日続けていた計画の立て方についてもシェアしていきたいと思います。

 

東北大学に合格した僕のスケジュール

1〜3年【数学漬けの日々】

低学年のころは定期テストの勉強を頑張っていました。

「高専の数学」をひたすらやりこんでいて、テスト範囲の単元を3〜5周くらいやってました。

今思えば、数学5周もするなら、他の科目の勉強に時間を割いた方が良かったです(笑)

2周目以降は暗算で解いていて、数学の土台と計算力がかなり身についたと思います。

低学年の人は、授業で習ってる数学・物理をしっかりと取り組むことを、後々のためにもオススメします。

ここで「暗算で部分積分」を覚える。

4年【〜夏休みまで】

進学希望で受験勉強に対する意識が芽生え始めました。

しかし、何からやるべきかわからず、気づいた頃には夏休み。

とりあえず、ここまででTOEICのipを3回くらい受けましたが、400点を1回も超えることはできませんでした。

少しずつTOEICの勉強を進めるべきでした。

ここで「とえいっく」と発音しないと気づく。

4年後期【絶望】

夏休みにTOEICの公開テストを受けてその結果が返ってきました。

440点

絶望しました。

さすがに、このままでは旧帝大に受からないと悟ったので、本気でTOEICの勉強をはじめる。

ひたすら、公式問題集などの模試を解きまくる。

努力を重ねた末、なんとか1月のTOEICで745点をとることができました。

今、TOEICに伸び悩んでる学生は安心してください!こんなに短期間でもTOEICで高い点数をとることはできます!

ですが、TOEICは早めにとっておいた方がいいです。

勉強時間は3ヶ月くらいで300時間くらいです。これくらいやれば点数が伸びる目安になるかと思います。

春休み【ついに】

2月 数学

1月のTOEICを受けてから数学の勉強にシフトしました。

数学が得意だったので、血迷って、森北出版の徹底演習からはじめました。誤植が多く難しいのでしんどかったです。

徹底演習からだと間違いなく一度はつまずきます。最初にはじめるなら、徹底研究がオススメです。

ついでに、化学もやらなくちゃと思い、行きと帰りの電車の中で化学のDOシリーズも読んでました。

3月 物理

数学をひととおり終え、3月に入り物理の勉強と過去問特訓をはじめました。

まずは高校物理の復習としてエッセンスから勉強しました。

わからないところは結構あったけど、とりあえず終わったので、学校の先生からもらった大学物理のプリントに手を付ける。

ちなみに、このプリントの内容は240問くらいの過去問です。

→わからない。おわらない。

ついに、嫌すぎて、自分の部屋で発狂しました。(マジ)

結局、プリントを全部解き切ることはできず、春休みの終わりを向かえることになりました。

バイトとTwitterはここでやめました。(遅い)

ここまでの成果
・徹底演習1周
・物理のエッセンス1周
・DOシリーズ1周
・過去問特訓8割
・物理プリント8割

5年4月【1日10時間勉強】

5年生になってからはマジであっというまに時間が過ぎてしまいます。

授業を聞いてる暇なんてないと思ったのでひたすら内職をしてました。

数学、物理、化学の基礎固め復習として、過去問特訓、物理のプリント、橋爪のこれだけで合格シリーズをやってました。

部活と食事以外の時間はすべて勉強に注ぎました。

ここで「1日10時間勉強する」を覚える。

4月の成果
・過去問特訓1周
・徹底演習2周目
・物理プリント2周目
・橋爪の化学2周

GW【過去問が解けない】

GWに入り、「よし、めっちゃ勉強するぞ!」と意気込んでいました。

だいたい、どの科目も基礎はできたかなと思い、東北大学の過去問を力試しに解いてみました。

→マジでわからん。

一番できた科目が化学という事案が発生してました。

やる気を失って3日間くらい何もできませんでしたが、がんばって熱力学の勉強だけしました。

5年5月【テスト期間】

GWを振り返り、ふたたび危機感を持ちました。

物理が弱いと思い、化学の勉強をやめ、数学する時間を減らしました。

共立出版の基礎物理学(青いやつ)をやりつつ、学校のプリントを復習。

5月はテスト期間やら、専攻科や滑り止めの願書やらでわりと忙しかったです。

5月の成果
・基礎物理学演習1周
・過去問特訓2周目
・専攻科過去問10年分1周

5年6月【はじめての受験】

中間テストを2位でぶっとばし、専攻科も倒して滑り止めの京都工芸繊維大学に向けて自信をつけました。

全力で全部やれば、不安はなくなるんだなと思い知った1ヶ月でした。

まあでも正直、受験勉強をするために5年の定期テストは捨ててもいいと思います。

それから大学生のための初等力学と電磁気学を1周ずつし、2週間くらい京繊の過去問を4年分くらい解いていました。

ついに、初の大学受験。京都工芸繊維大学。

全力を尽くすことができました。

6月の成果
・専攻科合格
・大学生の初等力学・電磁気学1周
・京繊の過去問3周
・詳解電気回路演習でそうな所

5年7月【引退】

5年間続けた部活の最後の高専大会でした。楽しかった。部活を引退して7月から化学の勉強を再開しました。

DOシリーズを復習しつつ、過去問を解いていきました。ゆっくりやれば普通に解けるようになってて2ヶ月での成長を大きく感じた。

ここで、京繊が合格しており、ホッと一安心。よかった。

それに対して意外と東北対策に時間がかかると気づく。

いつのまにか、期末テストになってるし…時間経つの早い…

いい感じに緊張感をあびながら、夏休みを向かえる。

7月の成果
・東北過去問9年分1周
・名問の森、熱・波動1周
・化学DOシリーズ1周
・極めるシリーズ微積・線形の図形の範囲1周
・基礎物理学演習2周目

5年8月【ラストスパート】

夏休み

夏休み、残り約20日。この3週間の過ごし方で合格が決まるといっても過言ではありません。

この頃になると1日13時間くらいやってました。家では集中できないタイプなので朝からカフェにいくことで、モチベを保っていました。

化学の追い込みから、今までの総復習。過去問をやりこみました。

8月の成果
・基礎問題精講2周
・化学DOシリーズ3周目
・物理のエッセンス、熱・波動3周目
・名問の森、熱・波動2周目
・東北過去問2周

正確には、もっと細かくやってたので知りたい方は僕のStudyplusを参照ください。

東北大学受験当日

そして8月20日、ついにその日がやってきた。

これまでやってきたことを信じ全力で臨んだ。

手応えはまあまあアリ。

 

運命の結果発表

パソコンを開く。時間になった。ホームページを開く。

 

更新されない….!!

 

時間を開けて、もう一度開く。

「合格」

夕方に発表だったので1日中気が気でありませんでした。

多少、手応えがあったので、これで落ちたらどうしようと思ってましたが、自分の受験番号があって良かったです。安心しました。

家族は難関大学だから落ちると思っていたらしく、めちゃめちゃ喜んでくれました。うれしい。

そんな感じで僕の受験勉強に幕をとじたのでした。

 

計画の立て方

というわけで、合格することができたんですけど、ここからはどうやってスケジュールを立てていったか教えていきますね。

ぼくがやった、スケジュール作成の流れは以下の5つのステップで行なっていきます。

スケジュール作成の5つのステップ
①ゴール(受験校)を決める。
②ゴール達成(合格)に必要なことを洗い出す。
③月、週ごとの目標を考える。
④1日に勉強することを計画する。
⑤実行する。

といった流れでやっていきます。

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

①ゴール(受験校)を決める。

まずは、志望校、滑り止めを決めましょう。

そしたら、受験科目、日程がわかり、おのずとやるべきことが見えてきます。

僕の例だと、まず、志望校を東北大学に決めます。

それで科目は、数学、物理、化学、TOEICと。

滑り止めはTOEICが使えて早めに受けられる京都工芸繊維大学がいいな。

といった感じで、受験科目や日程をみて受験校を決めます。

*確約書の期限にも注意!

②ゴール達成(合格)に必要なことを洗い出す。

受験校が決まったとこで、

「各科目どの程度の理解が必要なのか」

「どの参考書をどれくらいやればいいか」

など合格に必要なことを事細かく洗い出します。

少ーしだけ大変ですが、この作業が最も大切です。

というのも、頭の中だとモヤモヤして見えなかった、やるべきことがすべて見えるようになるからです。

例をあげると、

・数学:徹底研究と過去問特訓を3周ずつ
・物理:大学生のための初等力学と電磁気学を3周ずつ

といった感じで洗い出していきます。

③月、週ごとの目標を考える。

あとは、上で決めたことを『いつまでに』やるか月ごと、週ごとで考えます。

期限を決めることで、モチベーションを高く保つことができます。

上を例に進めると

・春休み:上記の数学と物理を1周する。
・4月:上記の数学と物理を2周する。
・5月:わからなかった所を中心に3周する。

こんな感じで計画していきます。

④1日に勉強することを計画する。

最後に、今日どれだけやるか紙に書きます。

ちゃんとスマホのメモでもいいので書いてください。

頭の中に置いておくと、勉強してるうちに、「あれ?何やるんだっけ?」と忘れたりします。

計画すると、

午前:徹底研究5ページ
午後:大学生のための初等力学5問

こんな感じで③の目標が達成できる量を設定していきましょう。

⑤実行する。

これで、計画はすべて完了です。

あとはやるだけです。応援してます。

ちなみに定期的に振り返るとめちゃくちゃ効果あるよ。

理想のスケジュール【こうすればよかった】

計画立てるの難しい!って人や、できるだけ完璧に受験勉強をしたい!って人は、ここから先の『理想』のスケジュールをぜひご覧ください!

もっと早くから始めればよかった

このセリフなんだと思いますか?

そう、編入試験を終えた高専生が口をそろえて言う言葉、第一位。

「もっと早くからはじめればよかった」です。

では、具体的にいつから始めればいいのでしょうか。

それは、『4年の夏休み』からです。

というのも、たいていの高専生が編入に向けて本格的に勉強するのは春休みだからです。編入試験の天王山とも言われるくらいです。

実際、4年の夏休みに勉強しようと思ってもできる人はほんのひと握りです。

勉強する順番ですが、TOEIC→数学→物理→化学or専門の順で勉強していくのがオススメです。

TOEICは4年の冬休みまでにとれ

TOEICに関しては4年の冬休みに入るまでに700、800点台とっておきたいです。3年生のうちにとれれば、もう言うことなしです。

なんでかというと、普通にTOEICの勉強、したくないですよね。

想像してみてください。たっぷり時間のある、冬休みや春休みにひたすらTOEICを勉強する状況を。

よほどの、英語好きでなければ耐えられません。

少なくとも、ぼくは冬休みにTOEICの勉強をしていましたが苦痛で仕方ありませんでした。数学したかったです。

そして、来年からは名古屋大学もTOEICが使えるようになります。

TOEICを利用できる大学が増えてきています。ですので、できるだけ高い点数を早めにとるようにしましょう。

まずは1周

まずはどの教科もとにかく1周目を終わらせることに全力を尽くしましょう。

というのも、1周終わらせないとその科目の全体像がみえないからです。

1周終わらせれば、どこが得意で、どこが苦手かわかります。

すると、あとどれくらい復習すればいいか、次は何を勉強するべきか優先順位が見えてきます。

当たり前のことですが、2周目以降は1周目より時間がかかりません。つまり、どんどん勉強が楽になっていくのです。

わからないうちは辛いですが、1周目をやり遂げましょう。

5年生に入ったら過去問演習

最後に、5年生に入ったら力試しに受験校の過去問を解いてみましょう。

ちょっと早すぎない?と思われるかもしれませんが、5年生に入ってからはマジで時間が過ぎるのが速いです。

というのも、試験が近づき受験校の対策も始めていかないといけません。つまり、基礎固めなどする暇などないです。

そのためには春休み終わるまでにひととおり受験勉強を完了させる必要があります。

過去問ですが解けなくても問題はないです。

実際、僕もGWの時点で解けなかったですし、なにより早めに対策することが重要なので。

それに直前に過去問を始めると対策が間に合わないことがあります。

早めに、過去問に取り組み志望校に向けて対策していきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

かなりくわしく書いたつもりなので、みなさんのお役に立てれば幸いです。

最後に、計画を立てることの1番の意味はなんだと思いますか。

僕は、「今できる選択の中で全力を尽くすため」だと思っています。

計画立てる時間はもったいないと思うかもしれませんが、無駄な勉強はあまりしたくないものです。

うまくスケジュール作成ができれば合格にうんと近くはずです。

ぜひ、みなさんもこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

質問などあれば、コメントやTwitterにてお気軽に質問ください。

ここまで読んでくださりありがとうございました。